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8/13 今日はロンドンを遠く離れ、片田舎のコッツウォルズに向かいます。 コッツウゥルズ地方に向かう特急が出ているパディントン駅に向かいましたが、さすがは有名なパディントン駅。 どどーんとでかいし、ドーム型の趣あるホームに感動します。 First Great Western鉄道でコッツウォルズ地方の最寄り駅、モートンインマーシュへ。 最初、お客さんが多くて席に座ることができず、車両の隅っこに腰を下ろすことにしました。 まるで貧乏旅のような雰囲気を味わいます。 33£(約4600円)も払っているのに…。 でもオックスフォード駅に着いた時にみんな降りてしまったので、そこからようやく座ることができました。 1時間ほど列車で走るとこの風景。 たまに地平線も見えます。 これだよ、これこそイギリスの原風景…! 駅につき、降りるととにかく寒い! ロンドンより2度程度低く、おそらく17度くらいしかない。 曇って風が出ていると15度くらいしかないのでは…。 我慢できないのでとりあえずホテルへ。 ホテルの目の前でフリーマーケットみたいなのを開催していて、すごく賑わっていてホテルで荷物を預かってもらえない事態に。 仕方なくスーツケースを引きずったまま、コッツウォルズ地方のひとつ、Stow in the Woldへ向かうことにします。 駅前の住宅街。 「蜂蜜色の街並み」と言われますが、黄色っぽいレンガの家々が続きます。 バス停に着くものの、時刻表が複雑怪奇過ぎてよくわからない。 ようやくそれらしいバスを見つけるものの、来るまであと30分程度。 駅員さんに聞いても「30分は来ないさ。タクシーを呼んだ方が懸命だね」とのこと。 でも公衆電話での英会話なんてしたくないし、タクシーはちょっと怖い。 仕方なくバス停で待っていると、それっぽいバスが来ました。 果たしてこれだろうか…?と迷っていると、地元っぽい老夫婦のおばあさんが「乗るの?」と声をかけてくれます。 「Stow in the woldに行きたいんですけど」と言うと、「それなら、これじゃないわね。次のに乗りなさい」と教えてくれる。 なんて親切な方なんだ…! ぼくたちが乗るべきバスが来て出発する際には、笑顔で手を振ってくれました。 10分くらいバスをとばしまくり、Stow in the woldに到着しました。 ホテルの最寄り駅であるモートン駅に着いた時から思っていたけど、この辺りには似たような顔立ちの人が多いです。 ロンドンには黒人・アジア系いろんな人種が多いけど、こっちは「ザ・英国人」といった顔立ちの人たちばかり。 気高さと気品がある感じです。 これでようやく「イギリスに来た」、と思えました。 とりあえず昼食できそうなお店を探して入りました。 この辺りの建物はみんな石造りです。 ポークサンドのセット。 イギリスに来てようやく料理らしい料理を食べる。 ポテトが大きいし量が多いのは相変わらずですが。 アールグレイの紅茶は、ポットで来ました。 ひとり3杯飲めて2£は安い。 お腹もいっぱいになったし、体も暖まったし、そろそろ出発するかーと思って外に出たら、やっぱり耐えられないほど寒い! 我慢できず長袖の服を買うことを決意します。 先ほどのレストランの人に「この辺りで服を売っているお店はありますか」と聞くと、「どんな服?フォーマルな服?」と逆に聞かれました。 こんなところに来てまでスーツとか作らないよw カジュアルな服を売ってるお店を教えてもらい、そこに向かいました。 その近くに2、3店舗お店があったので見てみましたが、オサレなお店はやっぱり高いです。 なので、まあまあ無難なお店で探すことにします。 お店の品揃えをざっと見て、お店のおばちゃんに「予算40£なんだけど…」と相談する。 ほとんどの品が40£以上であることを確認した上での交渉術です。 世間話も織り交ぜて、こんなに寒いとは思わなかったよーとか言うと、 「しょうがないわねえ…」 と言いながら、冬用のパーカーをまけてくれました。 ありがとう、おばちゃん…! 超温かいです。 これでもう寒くない。 まさか真夏に冬用パーカー買うとはね…良いお土産になりましたw 石畳の道。 これこそヨーロッパ! 大通りから脇に逸れると、人が一人通れるくらいの狭い道がありました。 これはどこに通じているんだろう…? 石垣に挟まれた先の見えない小道をワクワクしながら、でも神隠しに合いそうなドキドキした気持ちで進んでみたのですが…この道はかなり長く、先に到達することはできませんでした(^^; 地元の小さな教会。 ロンドンではたくさんの日本人を見かけましたが、このコッツウォルズまで来ると日本人を見かけるのは稀になります。 とはいえ、こういった教会に行くと一気に日本人率が上がります。 一時、日本人率が一番高いという状態にw 日本人は本当にこういう場所が好きだなあw 街でうろうろしていたら、怪しげなおばさんに声をかけられました。 てっきり何かの勧誘だと思ったので無碍に断りましたが、よく思い出すとsurveyとかwhyとか聞こえた気がする。 なんでここに来たのか、というアンケート調査だったのかもしれません。 この地方はロンドンよりネイティブな英語が使われていて、本当に聞き取りにくいです。 その後、ガイドブックに乗っていたカフェでアフタヌーンティー。 ダージリンとスコーン、ジャム、クリームのセット。 ダージリンは結構美味しい。 スコーンは焼き立てじゃなかったので、やっぱりシャッツの方が美味しいです。 壁に並べてあったコッツウォルズ・ハニーがオシャレ。 おばあさん二人が切り盛りしてるお店でしたが、よそ者の日本人にも愛想よくしてくれました。 最初、ちょっと気難しい感じがしましたが。 他の客は、夫婦でまったりお茶を楽しんだり、家族で楽しんだりしています。 パブでも感じたけど、みんなで談笑してお酒を飲んだり、紅茶を楽しむといった雰囲気です。 味より、その場の雰囲気を楽しむことを大事にしているんですかね。(冷えたスコーンを食べながら) その後、ホテルに戻ってきました。 ホテルの部屋。 全部石造りです。 石のホテルに泊まるなんて初めて! 庭に出ると、「でかいビアガーデンが後ろにあるよ!」と書いてあります。 おお、これは期待!…して行ってみると。 (真顔) これが…ビアガーデン…。 まだ夕飯には早い時間だったので、ホテルの周辺をぶらぶらしました。 なんとなく寂しい雰囲気。 夕陽が当たって黄色い街並みが一層映えます。 普通の家で見かけたノッカー。 魚の形でしょうか、かわいい。 ホテルのバーで一杯。 ここには食事は置いてないんだよね、とホテルの店員のお兄ちゃんに言われたので、一杯飲んでから近くのレストランへ行きました。 バーではなくレストランへ。 何故ならバーならメニューがフィッシュ&チップスに近いものしかないからw 「とりあえず何食べよう。Fish&Chips以外で」が合言葉。 いい感じに暮れてきました。 ホテルの近くに見つけたレストランに入ってみると、そこの店員さんはびっくりするくらい綺麗な白人金髪の女性ばかりで、ひとりはにっこりと接客してくれてもう速攻でメロメロです。 でも注文に応じてくれるお姉さんは少し高圧的な態度で、しかも英語もよく聞き取れなくて若干涙目。 でも全部注文を取り終わって会計も済ませたら、一気ににっこりとしてくれた。 これが金髪の本場のツンデレか! お通し的なパン。 パンの味は相変わらず微妙。 コッツウォルズのニジマスの丸焼き?とポテトとトマトの料理をいただきます。 ニジマスは美味しいし、ポテトにはガーリックがよく効いていて美味しい。 誰だ、イギリス料理はまずいって言ったやつは! 今までまずかったのは、ロシアの機内食だけだぞ!← しかも、サービスに枝豆とインゲンとニンジンのサラダまでつけてくれました。 でも、どの料理も素材がそのまま過ぎるんですよねw イギリス料理はまずい云々ではなく、バリエーションが少ないのと素材の形がそのまま過ぎるのが問題なのではw お腹一杯になって酔っ払ったところでホテルに戻りました。 ホテルのバーではカラオケできるようになっていて、酔っぱらいたちが歌を歌っていました。 完全に日本と同じw でも自分の部屋に戻ったらそんな喧騒も気にならなかったので良かったです。 普通に眠るには寒いので暖房で部屋を暖めてから、ぐっすりと就寝。
by icemintken
| 2013-09-19 00:39
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